標準偏差

ある工場で大量に生産されている製品の重量の分布は,平均が 5.2 kg,標準偏差が 0.1 kg の正規分布であった。 5.0 kg 未満の製品は,社内検査で不合格とされる。生産された製品の不合格品の割合は約何%か。

標準偏差とは、「ばらつき」のこと。標準偏差の値が大きいと、収集したデータの散らばりの度合いが大きいことを示していて、標準偏差の値が小さいと、収集したデータの平均値前後にデータが集中していることを示しています。

正規分布とは、平均値を頂点とした左右対称の山形で表示される分布のこと。

この問題は、正規分布の頂点(=平均値=5.2 kg)から0.2kg離れたところ


2は確率変数uを表している。標準正規分布表をみると、u=2.0のときのPは0.023である。したがって、全体は1(100%)なので、100倍して、答えは2.3%の